進路指導(高森高等学校)

進路指導の特色

二人担任制

各クラスに二人の担任が付きます。面談やガイダンスでは、各担任がそれぞれ指導するので、十分な時間をとって丁寧な指導を行うことができます。 

進学力の育成

大学や短大などの先生を招いて実施する「出張講義」や、大学が実施する「オープンキャンパス」への参加などを通して、進学に必要な力を養います

職業観の育成

「インターンシップ」や「職業人講演会」などの学習体験を通して職業観を育みます。さらに、徹底した「面接指導」などにより、就職試験合格に必要な力を養成します

総合学習の充実

地域社会との連携を通じて、グローバルな視点から物事を多角的に捉える力を育成していきます。

●カリキュラムマップ.pdf

進学課外

夏休みなどの長期休業中や平日の放課後には、進学に向けた課外授業を実施します。夏休みは前期、後期に課外がそれぞれ実施されます。大学受験に不可欠な模擬試験も、3年間を通して計画的に実施し、実力を養成するとともに進路指導に生かしていきます。 

模擬試験・課外・高森塾

R5 模試計画.pdf
R5 高森塾・課外授業年間計画.pdf

進路状況

高森高校の卒業生は、国公立大学や難関私立大学への進学をはじめとして、医療系上級学校への進学、大手企業への就職、公務員への就職など、一人ひとりが希望する道に確実に進んでいます。

年度別進路概況

R5 進路概況.pdf
R5 進路概況HP用.pdf
h_sinrogaikyo_2021.pdf
h_sinrogaikyo_2020.pdf

大学合格体験記


   九州大学歯学部歯学科 合格

  令和4年度卒業 Aさん(高森みどり中学校出身)


九州大学を目指すことを決めたのは、高校2年生になった時です。自分から何かに挑戦することが少なかったので、本格的に進路を決めるにあたって、チャレンジのつもりで九州大学を第一志望校に定めました。九州大学の歯学部は、「口腔の健康から全身の健康に貢献する」という理念を掲げており、口腔と全身の健康のつながりに興味を持っていた私にとって、とても魅力的な大学でした。共通テスト対策については、夏休みの間に過去問を10年分解き、自分の弱点を分析しました。その後、本番までの間に問題集を部分的に解き直したり、塾で苦手分野を再受講したり、過去問を繰り返し解いたりして、弱点を克服していきました。出願が11月の初めまでだったので、自己推薦書等は夏休みぐらいから内容を少しずつ考えていきました。面接練習は、面接ノートを冬休みあたりから作り始め、先生方との練習を共通テスト後の一週間でたくさん行いました。

 

   広島大学工学部第四類 合格

  令和4年度卒業 Bさん(高森みどり中学校出身)

  

私が進学先を決定した時期は、高校3年生の春頃です。製図に興味を持ち始め、製図の中で建築に最も興味を惹かれたので、建築士を目指すことにしました。2年生の夏前の面談で、建築士になるなら広島大学に進学してはどうかとすすめられ、自分でもいろいろ情報を収集し、最終的に広島大学工学部第四類に決めました。私は家で勉強ができず、自分で勉強計画も立てることができなかったので、塾に入りました。塾には基本的に毎日通っていました。共通テストの勉強を始めたのは、高校3年生の夏休み前、二次試験の勉強を始めたのは9月でした。私立大学の過去問は、11月中に3年分解きました。12月の中頃にいったん二次試験対策をやめ、共通テスト本番まで共通テスト対策に専念しました。一週間で何曜日にどの対策をするか、何月までにどこまでやるかを決めて勉強しました。

 

   山口県立大学看護栄養学部看護学科 合格

  令和4年度卒業 Cさん(玖珂中学校出身)

 

私が山口県立大学を受験しようと決めたのは、高校3年生になった時でした。その理由は、地元の大学に進学したいと思ったからと行きたい学部があったからです。国語と英語は、共通テストの勉強を続けていました。受験の1ヵ月前くらいから、大学の過去問を解きました。小論文は何回も過去問を解きました。志望校の過去問だけでなく、他の大学の過去問もたくさん解きました。面接練習はとにかく何回も先生のところにお願いして、たくさん練習しました。1年生の時から定期考査に向けて頑張り、評定を高く保っておくことが大切です。また、部活動、学校行事、ボランティア活動にも積極的に挑戦してみると良いと思います。

 

   尾道市立大学芸術文化学部日本文学科 合格

  令和4年度卒業 Dさん(麻里布中学校出身)

 

私がこの大学を受験することを決めたのは、高校3年生の夏休みです。友人とオープンスクールに参加し、アットホームな雰囲気で、自分に合っていると感じたからです。小論文はいろんな先生方に見ていただき、アドバイスを受けました。面接はどんな質問を受けても対応できるよう、質問の意図を理解することを心掛けながら練習を繰り返し行いました。私は普段から挨拶を大切にしてきました。このことは面接の時に活きてきたと思います。緊張で声が震えることはあっても、小さくなることはありませんでした。周りを気にするよりも、「絶対にこれだけはやり続ける」ことを一つ決めて、周りから抜きんでた道を選んだ方が、未来の自分を助けることに繋がると思います。


   九州大学共創学部共創学科 合格 

  令和3年度卒業 Aさん(高森みどり中学校出身)

九州大学の共創学部を志望し始めたのは、高校3年生の春でした。理由は、研究を見据えたカリキュラムや英語教    育、留学制度が整っており、自分が関心を寄せている異文化理解について学ぶ場として最適な学部であると確信した からです。また、この学部に学校推薦型選抜があることを知り、挑戦してみたいと思ったからです。たくさんの書類を提出しなければならなかったので、まずは過去の自分を振り返り、ノートを整理することから始めました。授業などで書き残しておいた活動記録をもとに、「異文化理解に興味を持つきっかけとなった出来事」や「異文化理解に関して行った活動」などを時系列で書き並べていきました。そして、それらをもとに大学在学中にどのように深めていくか、また、卒業後にどのように生かしていくかをまとめていきました。

山口大学教育学部学校教育教員養成課程幼児教育コース 合格

令和3年度卒業 Bさん(高森みどり中学校出身)

将来、自分が通っていた幼稚園で働きたいと考えていたので、高校生になって本格的に進路を決めるときに、地元の大学で地元の保育現場のことを知りたいと思ったのがきっかけでした。また、履修の仕方によって特別支援教育の勉強もでき、幼稚園教育にも生かすことができると思い、志望するに至りました。共通テストに向けて、しっかり基礎を固めた後に、ひたすら共通テスト形式の問題を解きました。2次試験の英語の勉強は、いろんな大学の長文を読んで、分からなかった単語や熟語は覚えられるように表にして、毎日見られるようにしました。そして、長い試験時間でも集中力が続くように、長時間集中して勉強することを習慣づけるようにしました。

新潟大学創生学部創生学修課程 合格

令和3年度卒業 Cさん(高森みどり中学校出身)

私は日本史や文学に興味がある一方で、工学系も面白そうと思ったり、ニュースや本を見てこの学部や職業もいいなと思ったりしていました。そのため、少しでも文理問わず様々なことを体験できる大学、学部を探し、高校2年の終わり頃に決めました。通信教育の教材を使って普段の勉強をしたり、共通テストの時間に合わせて問題を解いたりしました。2次試験対策は高校3年の10月頃に1年分の過去問を解いて、自分の立ち位置を確認しました。共通テスト後は、傾向や出題頻度から、どの分野をどのくらいやるかの計画を立てて数学の勉強に取り組み、過去問を4年分解きました。英語は先生に添削をお願いし、自己採点では分からないところを教えてもらいました。

マックスバリュ西日本株式会社 就職

令和3年度卒業 Dさん(玖珂中学校出身)

私がマックスバリュ西日本株式会社を受験することを決めたのは、高校3年生の8月中旬です。私は地元に貢献できる会社に就職したいと考えていました。この会社は、食を通じて地域の食生活と健康を支える地域密着型の経営をしているので、地元に貢献できると思いました。また、アルバイトの経験を通して、お客様と接することの楽しさややりがいを感じることができ、食に関わる接客業に就きたいと考えるようになりました。面接は回数が大事で、何回も繰り返し練習しました。普段関わりのない先生にもお願いし、いろいろな先生からアドバイスをもらいました。学科試験に向けて基礎をしっかり勉強しました。

大阪大学工学部応用自然科学科 合格

令和2年度卒業 Aさん(高森みどり中学校出身)

大阪大学の工学部を志望し始めたのは、高校1年の最初に担任の先生と面談した時でした。私は数学と理科に興味があり、将来はそれらに関わる仕事をしたいと考えていました。学科についてはどの分野にも興味があったので最後まで悩みましたが、1年次に物理・化学・生物をすべて学んだ後に、2年次から自分が希望する学問を学ぶカリキュラムが組まれている応用自然科に決めました。高校を通して私が勉強中に意識していたことは、「人に質問されたときにすぐ答えられる勉強」です。これによって、幅広く深い勉強をすることが出来ました。二次試験対策では、得意の数学は高校2年までにマスターして、3年では予備校の課題を中心に勉強し、勉強時間と得点が比例しやすい理科を中心に勉強しました。苦手の英語も先生に長文問題のプリントをもらったり、ALTの先生に英作文を添削してもらったりしました。

福岡教育大学教育学部初等教育教員養成課程  合格

令和2年度卒業 Bさん(高森みどり中学校出身)

私は子どもに関わる仕事がしたいと考えており、教育学部に入ろうと決めていたのですが、行きたい大学がなかなか決まりませんでした。高校2年の終わり頃に、いろいろな学校を調べていく中でこの大学を知り、教員採用試験の対策が充実しており、教員就職者も多いことから、志望するに至りました。共通テストの予想問題やセンター試験の過去問を解いて、マーク式の問題に慣れたり、時間配分を考えたりしました。特に国語は時間が足りないと感じたので、漢文は15分で解くとか、古文から始めるとか、自分に合った作戦を練っておくのが大事だと思いました。小論文が苦手だったので、時間があるうちに、本を読んだり、調べたりして知識を入れておけばよかったです。また、国語はマーク式の問題ばかりやっていたので、記述式の問題を解いて文章を書く練習をすることも必要だったと感じました。

専門学校YICリハビリテーション大学校理学療法学科 合格

令和2年度卒業 Cさん(玖珂中学校出身)

私は1年生の終わりの頃から進学先を決めていました。それは、国家試験対策や参加型実習が充実していることや、山口大学医学部の講師による質の高い講義が受けられることに魅力を感じたからです。患者さんと関わる上で必要なコミュニケーション能力を高め、人としても成長するために是非進学したいと強く思いました。私は試験のために1年生の頃から準備をしてきました。これまでオープンキャンパスに4回参加し、顔を覚えてもらいました。また、指定校推薦で出願しようと考えていたため、普段から高校生活に真面目に取り組み、いろいろなことに挑戦しました。例えば、クラスではホームルーム委員を、部活動では副部長を務め、体育祭では応援団の活動をしました。また、高い評定平均をとるために、1年生の時から定期考査の勉強に全力で取り組みました。三年間、目標を持って行動してきたことで、面接では自信を持ってたくさん自己PRをすることができました。

岩国市役所 就職

令和2年度卒業 Dさん(玖珂中学校出身)

私が公務員を志望したのは、高校2年の夏です。それまでは、医療系の大学へ進学しようと考えていましたが、様々なことを調べたり、考えたりしていくうちに本当に自分がやりたいことなのかが分からなくなってしまいました。そのため、公務員も視野に入れてみようと考えてテキストを購入し、少し勉強をしてみました。すると、意外と公務員試験の勉強をすることが楽しく、一度挑戦してみたいと考え、公務員を志望しました。私はまず、一次試験に合格するために勉強に励みました。2年の秋から広島の公務員予備校に通い始め、徐々に勉強量を増やしていきました。新型コロナウイルスの緊急事態宣言の際には予備校にも行けなかったので、自宅で9時間や10時間勉強をしていました。最初は「スマやめ」というアプリを利用してスマホを使えないようにしていましたが、最終的には、スマホの電源を切って1日や2日放置していました。また、インスタやユーチューブを消して、スマホを開いても見ることができないようにしていました。